「セリ、なずな・・・」と春の七草に数えられますが、野菜のセリは実際には2〜4月が旬で、露地物が多く出まわる野菜です。
香りが特徴的でセロリや香菜も仲間ですが、この香りにはオイゲノールなどの鎮静効果がある成分や、ピラジンと呼ばれる血栓を予防したり、肝機能を強化する働きもあるそうです。
食物繊維も豊富なので、温かいおそばに入れてたっぷりめし上がってください。
材料(2人分)
- セリ…1束
- そば(乾麺)…2束
- 揚げ玉…大さじ2
【そば出汁】
- 水…1リットル
- 昆布…10cm角
- かつお節…お椀一杯分ほど
- しょうゆ…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 塩…ひとつまみ
【栄養成分(1人分)】
エネルギー:475kcal たんぱく質:24.3g 脂質:4.9g 炭水化物:79.5g 食塩相当量:5.8g
作り方
1.出汁をとる
鍋に分量の水と昆布を入れ、弱めの中火で沸かします。
沸騰直前に昆布を取り出し、30秒ほど煮立て火をとめ、そのまま2〜3分置いたあと、かつお節を入れてこします。
2.セリを切る
セリは根も使うので、長さを半分に切り、葉のほうはさっと、根は土を落とすようによく洗い、5cm長さに切ります。
3.そばをゆでる
たっぷりの湯を沸かし、そばをゆでます。時間は表示の時間を参考にしてください。
4.仕上げ
1の出汁に調味料を入れて軽く煮立て、セリの根と下の太いほうをいれて軽く煮ます。
ゆでて水分をきったそばと、セリの葉の部分を入れ、さっと火を通したら丼によそい、揚げ玉をのせます。
- 新しいセリはすぐ火が通るので、煮すぎて香りと歯ざわりのよさがなくならないようにしましょう。
- セリは根っこからよい香りが出るので、ぜひ洗って一緒にお使いください。
- 少しコクを出すために揚げ玉を加えましたが、お好みでほかの天ぷらをのせたり、また七味など唐辛子だけでさっぱり召し上がるのもよいですね。
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