ご飯もの

ふきのとうみその焼きおにぎり

ふきのとうは長いふきの花、雪どけの頃に顔を出し、春のはじまりを感じさせる山菜です。

春の山菜はほろ苦さが特徴。苦味は人の体が春に順応するのを手伝うといわれますが、ふきのとうの苦味は肝機能を強化し、新陳代謝を促進させる作用もあるそうです。

出まわる時期は短いですが、ぜひ献立にとり入れてみてください。

材料(7〜8個分)
  • ふきのとう…6〜8個
  • サラダ油…小さじ2
  • 三温糖…大さじ2
  • みそ…大さじ2
  • ごはん…2合分

【栄養成分(1個分)】
エネルギー:99kcal たんぱく質:1.7g 脂質:1.4g 炭水化物:19.4g 食塩相当量:0.3g

作り方

1.おにぎりをつくる

炊き立てのごはんを一度ボールなどにあけてざっくり返し、茶碗に軽く一杯ずつ、手に手水と塩をつけて小判型のおにぎりにします。

ラップかオーブンシートを敷いたお皿におきます。

2.ふきのとうみそをつくる

ふきのとうはさっと水洗いし、茎の汚れたところをとって熱湯で30秒ほどゆで、ざるにとり水気をきります。

フライパンにサラダ油を熱し、粗みじんに刻んだふきのとうを炒め、三温糖、みそと加えて混ぜ、火が通ったら皿などにとります。

3.おにぎりを焼く

オーブントースターにオープンシートを敷いておにぎりをならべ、上火をきかせて両面約10分ずつ周りが乾くまで焼きます。

4.仕上げ

おにぎりの上に2のふきのとうみそをスプーンでぬり、軽く焦げるまで数分焼きます。

  • 焼きおにぎりは網でこんがり焼くのもおいしいですが、このおにぎりは最後にみそをぬった面を焼くので、オーブントースターを使いました。
  • 大人のお弁当におすすめのおにぎりです。ふきのとうみそが残ったら、そのままごはんにのせたり、豆腐田楽のみそなどにお使いください。