副菜

えびとニラのキャンディ春巻き

春のニラはやわらかくて、栄養たっぷり!ニンニクとおなじくアリシンという物質を多く含み、疲労回復や生活習慣病にも効果があるそう。

端をキャンディのようにキュッとひねり細めにまいた春巻きはえびのピンクとニラのグリーンがのぞき、春らしくかわいい色合いです。

ビールのおつまみにもピッタリの、軽やかでちょっとエスニックな春巻きで楽しいテーブルを!

材料(10本分)
  • えび…7~8尾(バナベイ海老など)
  • 酒…大さじ1
  • 塩…小さじ1/3
  • こしょう…少々
  • 片栗粉…小さじ1
  • ニラ…1/4束
  • 小麦粉、水…各大さじ1
  • 春巻きの皮…5枚(四角いものを三角に切って10枚分使います)
  • 揚げ油…適宜
  • パクチー…少々(あれば)

【スイートチリソース】

  • お酢…大さじ1と1/2
  • 三温糖…大さじ1
  • 塩…少々
  • 赤唐辛子…1/2本
  • ニンニク…少々
エネルギーたんぱく質脂質炭水化物食塩相当量
27kcal1.5g0.1g4.4g0.1g

※1本分の栄養成分です。

作り方

1.スイートチリソースと、春巻きをまく時の糊をつくる

お酢、三温糖、塩、細かくみじん切りにしたニンニク、半分に切って種をとり細い輪切りにした唐辛子をうつわに入れ、三温糖が溶けるまでよく混ぜておきます。小麦粉は水で溶いておきます。

2.えびの下処理をする

洗ったえびは殻をむいて背わたをとり、片栗粉(分量外)をまぶしてよくもんでおきます。

片栗粉をまぶすと余分な水分がぬけ、えびのプリプリ感が増します。少し置いてから片栗粉を洗い流し、水気をとっておきます。

3.春巻きの具をつくる

ニラはさっと洗って1.5cmくらいのざく切りにします。えびも1.5cmくらいに切り、包丁の背で軽く叩いておきます。

えびをボールに移し、酒、塩、こしょうで下味をつけ、よくもみ込み片栗粉を加え全体にあわせます。

ニラはしんなりしてしまうので、皮に巻く直前にえびに混ぜあわせます。

4.皮で具を巻く

春巻きの皮を1枚ずつはがし、具を巻くまでビニール袋にいれるか濡れふきんをかけておきます。

長い辺が下になるように皮を置き、10等分した具を底辺の中央に細長くおきます。

具の両側にタテに小麦粉の糊をぬって、細くまき、上の三角に糊をぬって巻き終わり、具の両端をキャンディのようにひねっておきます。

5.春巻きを揚げる

フライパンに揚げ油を150度くらい低温に熱し、春巻きを半分入れます。

1~2分したら返し、油の温度を180度くらいの高温に上げ、少し色づき軽くなってきたらキッチンペーパーにとります。残りも同じように揚げます。

6.仕上げ

春巻きをお皿に盛り、パクチーとうつわに入れたスイートチリソースをそえます。

  • えびはプリプリ感を残すよう、軽く叩きます。
  • 春巻きは低温からゆっくり揚げると、具と皮の水分がよく抜けて、時間がたっても皮がパリッとします。
  • 春巻き1本に半分の皮を使っているので、普通の春巻きより細く軽く仕上がり、フィンガーフードとしても最適です。皮の両端をひねることで、具が外へ出ず、余分な油も中にはいりません。
  • エスニック感覚の春巻きなので、ぜひスイートチリソースとパクチーで召し上がってみてください。