カキは「海のミルク」といわれるほど、栄養豊富な海の幸です。
特に味覚障害を予防する亜鉛や、疲労回復に効果があるタウリンが多く、緑黄色野菜の代表でもあり、冬にビタミンCが増すほうれん草とあわせ、疲れの出やすい年末に、ぜひ召上がっていただきたい一品です。
オイスターソースのコクで、食事もすすみますよ!
材料(2~3人分)
- カキ(加熱用)…10粒ほど
- ほうれん草…1/3輪
- ニンニク…1/2かけ
- しょうが…ニンニクと同量
- 小麦粉…大さじ3
- 塩(カキの下処理用)…適宜
- 塩(下味用)…小さじ1/2
- こしょう(挽いたもの)…少々
- サラダ油…大さじ1と1/2
【合わせ調味料】
- オイスターソース…大さじ1
- 紹興酒(または日本酒)…小さじ1
- 水…小さじ1
- しょうゆ、三温糖、ごま油、片栗粉…各小さじ1/2
【栄養成分(1人分)】
エネルギー:207kcal たんぱく質:7.8g 脂質:12.0g 炭水化物:15.5g 食塩相当量:3.0g
作り方
1.カキを洗う
カキは海水程度の塩水で、黒い汚れが出なくなるまで水を2~3回替えて洗います。
ヒダの中に汚れが隠れているので、ひとつずつ丁寧に洗ってください。最後に真水ですすぎ、ペーパータオルでよく水分を取っておきます。
2.ほかの材料の下処理
ほうれん草は洗って水を切り、5cm長さのざく切りに、ニンニクとしょうがは薄切りにします。
3.合わせ調味料を作る
ボールで合わせ調味料の材料をよく混ぜておきます。
4.カキに小麦粉をまぶす
カキに塩・こしょうし、小麦粉を入れたビニール袋に入れ、ふくらませて口を閉じ、上下左右にふって全体にムラなく小麦粉をまぶします。袋から出し、余分な粉は除いておきます。
5.カキを焼く
フライパンに中火でサラダ油大さじ1を熱し、ニンニクとしょうがを炒め軽く香りが立ったら、カキをひとつずつ手早く入れ、両面に焼き色をつけ取り出しておきます。火の通りは7分ほどです。
6.仕上げ
フライパンにサラダ油大さじ1/2を足し、ほうれん草の茎を入れ、次に葉を入れさっと炒めます。
ほうれん草に火が通らないうちにカキをフライパンに戻し、合わせ調味料を加えて全体を合せ、調味料が絡まったらこしょうを挽き、お皿に盛りつけます。
- 粒が大きい加熱用のカキでも、火を通し過ぎると縮んでしまいます。カキが縮まず、ほうれん草がくたっとし過ぎないよう、手早く仕上げましょう。
- ほうれん草の代わりに、小松菜やチンゲンサイでもOKです。
スポンサーリンク