春の山菜の王様というと、やっぱりタケノコですね。
ゆでたばかりのタケノコの、とうもろこしのような甘い香りはなんともいえずおいしそうです。
タケノコごはんや若竹煮に飽きたころ、こんな昔風のおかずはいかがでしょう。ゆでたタケノコさえあれば簡単に作れるので、今夜のおかずに加えてくださいね。
材料(2~3人分)
- タケノコ(小さめのもの)…1つ
- ぬか…ひとつかみ
- 唐辛子…1本
- 豆腐(小さめのもの)…一丁
- サラダオイル…大さじ1
- かつお節…大さじ1強
- だし汁…150cc
- 三温糖、酒…各大さじ1
- しょうゆ…小さじ1
- 塩…小さじ1/4
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
199kcal | 13.7g | 8.8g | 13.8g | 1.0g |
作り方
1.タケノコをゆでる
タケノコは先を斜めに切り落とし、身に届かない程度に縦に切り込みを入れておきます。
大きめのお鍋にタケノコ、ぬか、唐辛子をを入れて強火にかけ、沸騰してきたら弱火にして1時間半ほどゆでます。
金串などがスッと通れば、ゆで上がりです。そのまま冷まし、皮をむいたら水にとっておきます。
2.豆腐を水切りする
豆腐は、キッチンペーパーやさらしにくるみ、重しをして15分ほど水気を切っておきます。豆腐は絹ごしでも木綿でもかまいません。
3.タケノコを切る
タケノコは固い下の部分は削ぎとり、3等分してそれぞれ5mmほどの短冊に切ります。
4.材料を炒める
お鍋にサラダオイルを熱し、タケノコを炒めます。油がまわったら豆腐を大きく割って加え、炒めます。
だし汁を入れ、煮たってアクが出てきたら取り、三温糖、酒、しょうゆを加えます。味をみて塩も加えて、中火で煮ます。
5.仕上げ
煮汁がなくなってきたら、最後にかつお節を加え、ざっと混ぜて火を止めて器に盛ります。
穂先のきれいな部分は、若竹汁に使ってもよいでしょう。姫皮も取れますので、お吸い物でもいいですが、しょうゆ、三温糖、酢、ごま油でさっと和え、シナチク風の突き出しなどもおすすめです。
- ゆでたてのタケノコがない場合、市販のゆでタケノコでもおいしくできます。
- 豆腐を加えてからは、あまり小さく崩れすぎないように、菜箸ではなく木べらなどで炒めてください。
- ゆでたてのタケノコのおいしさと香りは、やはりゆでタケノコと違います。ゆでるのは時間がかかりますが、簡単なので、ぜひご自分でゆでて春のタケノコの味覚をお楽しみください。
スポンサーリンク