春先から初夏にかけて出回る夏みかんは、昔からこの季節のおなじみのかんきつ類です。
庭木として育てているお宅も多いので、お裾分けでいただくことも多いのではないでしょうか?
季節で安価なものをたくさん買ったり、いただいたりした時は、ぜひ自家製マーマーレードをつくってみませんか?
お菓子にお料理にと、つかい方を考えるのも楽しくなります!
材料
- 夏みかん … 2コ(670g)
- 三温糖 … 夏みかんの半分の重さ(335g)
作り方
1.夏みかんの皮を洗う
夏みかんは皮をよく洗います。
2.皮をむく
夏みかんを縦に6〜8等分に切り、皮をむいて身とわけます。ヘタの固い部分は切っておきます。
3.皮をゆでる
鍋に皮とかぶるくらいの水を入れて火にかけ、柔らかくなるまで30分ほどゆでます。水気を切り、1〜2mm幅の薄切りにします。
4.房から果肉をとり出す
房の背にナイフで切れ目を入れ、果肉と種を取り出します。種と薄皮(ワタ)の半量ほどは、お茶パックに詰めておきます。
5.果肉と皮を煮る
鍋に果肉と皮、三温糖を入れて混ぜ、種とワタも入れ水分が出るまで1時間ほど置いておきます。
6.5を煮る
5の鍋を強火にかけ、煮たってアクが出たらとり、弱火にして20〜30分煮ます。 煮汁に少しとろみがついたら火を消します。
仕上げ.マーマレードを保存瓶に詰める
保存瓶は煮沸消毒するか、よく洗って食品用アルコールとキッチンペーパーでふき、マーマレードを詰めます。
- マーマレードはハッサクなど、あっさりしたかんきつ類でもおいしくできます。
- 三温糖を使いましたが、色をキレイに仕上げたい場合は、グラニュー糖や上白糖など白い砂糖をおすすめします。
- 皮を下茹でするとかんきつ類独特の苦味やアクが抜け、またやわらかくなるので薄切りもしやすくなります。
- 種とワタを入れて煮ると、ペクチンという成分が出てとろみがつきます。
- 煮込む鍋はステンレスやホーローのものをお使いください。
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