マクロビオティックは日本発の食生活法ですが意外に日本では浸透せず、肉食が中心であった欧米で広がりを見せ、再び日本へ再上陸しました。
よく知らない人でも体にいいことは何となくわかるマクロビオティックですが、一体どんな効果があるのでしょう?
今回はマクロビオティックをまったく理解していない人でも分かるように、その効果をご紹介します。
腸内環境の改善が期待される
もともとマクロビオティックが日本で注目されたのは、食の欧米化によって生活習慣病の発症人口が多くなったことから、それを予防する食事療法として取り入れられたことが発端です。
マクロビオティックは、玄米や野菜、豆などの食物繊維を豊富に含む食物を基本とする食生活法。よって一番最初に効果をあらわすのは停滞した腸内環境の改善です。
食物繊維を多く含む食生活によって腸内環境が整えられ、便秘の解消や腸内悪玉菌が減少し、正常な栄養吸収と排泄が行えるようになります。
そして、体が温まる食材が多く血行が促がされるため、冷え性や肩コリの解消、吹き出物やニキビなど肌トラブルの解消にも効果を期待できます。
体が健康であるためには正常な栄養吸収を行う腸内環境と、それを体中に運搬する血液循環が必須となってきます。
マクロビオティックによる食生活法は、人間が本来あるべき正常な状態に導き、適正な体バランスを取り戻すことで健康な体を維持するベース作りをしてくれるのです。
乱れた食生活で生活習慣病予備軍となっている人たちには、ぜひともこの効果を体感してもらいたいですね。