麺類

うるいとアンチョビのパスタ

うるいは春に出まわるクセのない山菜です。少しほろ苦くて茹でるとぬめりが出ますが、サラダにも使え、料理しやすい野菜です。

色白で小ぶりなネギのような姿ですが、ビタミンCや食物繊維、サポニンなどを含み、お肌や血管を健康に、そしてストレスにも効果的といわれています。

クセのある食材とあわせることで、旨味を加えたパスタです。

材料(2人分)
  • うるい…一束
  • パスタ(スパゲッティーニ)…160g
  • オイル漬けのフィレアンチョビ…3本
  • ドライトマトのオリーブオイル漬け…2つ
  • ニンニク…ひとかけ
  • オリーブオイル…大さじ4
  • 塩…適宜
  • イタリアンパセリ…一枝
エネルギーたんぱく質脂質炭水化物食塩相当量
570kcal14.7g26.4g65.0g1.3g
※1人分の栄養成分です。

作り方

1.材料を切る

切ったうるめ

うるいは全体を5cm長くらいにザクザク切ります。

アンチョビを切る

アンチョビは包丁で細かくたたき、ドライトマトはみじん切り、にんにくは薄切り、イタリアンパセリは荒く刻んでおきます。

2.パスタを茹でる

パスタ

大きめの鍋にお湯を沸かし、海水程度の味になるように塩を加え、パスタを茹ではじめます。

3.フライパンでニンニクを炒める

フライパンにニンニクを入れ、オリーブオイルを加えて弱火にかけます。ニンニクが少し色づいてきたら、アンチョビ、ドライトマトを入れてさっと炒め、香りが出たら火を止めておきます。

4.パスタとあえる

少し歯ごたえが残るくらいにパスタが茹で上がったら、お湯を切ってフライパンに加え、火をつけてパスタの茹で汁もお玉一杯程度加えて、うるいも入れて混ぜあわせます。

味をみて塩分が足りないようなら、茹で汁か塩で味を整えます。

5.仕上げ

麺は中央が高くなるようにお皿に盛り、上からパセリを散らします。

  • アンチョビ、ブラックオリーブ、ドライトマトはそれぞれ塩分がかなり違うので、最後に味を調整してください。
  • パセリは料理の中心に散らすとお皿がしまり、全体に散らすとお皿が華やかになります。細かく刻んでパスタに混ぜ込むと、味のアクセントになり、また風味が違ってきます。
  • うるいは生でも食べられるので、あまり火を通さなくても大丈夫です。さっと茹でて酢味噌和えにしたり、サラダにしたり、春ならではの山菜をさまざまにお楽しみください。