独特の歯ごたえが魅力!アスパラガスの栄養とおいしく食べるコツ

アスパラガス

鮮やかな緑色がトレードカラーのアスパラガス。サラダにしても味つけして食べてもおいしい緑黄色野菜です。江戸時代にオランダから観賞用として輸入され、明治時代からは食用として今に至ります。

収穫まで3年も月日を必要とする野菜で、旬の時期は春~初夏。この時期のアスパラガスは栄養抜群なので積極的に食べたいですね。

アスパラガスの種類

一見すると一種類しかなさそうなアスパラガス。しかし実際にアスパラガスにはいくつかの種類があります。私たちが普段スーパーでよく見かけるのがグリーンアスパラガス。

ミニアスパラ

グリーンアスパラガスも小さめのサイズ。グリーンアスパラガスを大体10cm程度で早めに収穫します。サイズは小さめですがグリーンアスパラガスと同等の栄養素を含みます。小さくてかわいらしいので観賞用として育てる人もいます。

ホワイトアスパラガス

雪のような白さが特徴的。グリーンアスパラガスの成長途中で土を被せて遮光するとホワイトアスパラガスになります。つまり元はグリーンアスパラガスなのですね。

食感は柔らかくて味もまろやか。グリーンアスパラガスに比べると栄養素の含有量は少ないです。しかしポリフェノール含有量はこちらが多くなっています。

紫アスパラガス

紫アスパラガスはヨーロッパではポピュラーな種類。日本ではまだまだ流通量が少なくて見かけない珍しい野菜ですが、抗酸化作用のあるアントシアニンやビタミンCをグリーンアスパラガスよりも多く含んでいます。

そのうえ、糖度も高めですから食べると甘さに驚きます。キレイな紫色ですが加熱してしまうと濃い緑になってしまうのがもったいないかもしれません。

アスパラガスの栄養と効果

独特の歯ごたえとみずみずしさが魅力的なアスパラガスには栄養素も豊富。

美肌効果や疲労を回復するアスパラギン酸、フラボノイドの一種で血管を丈夫にするルチン、美容に良いビタミン類、余分な水分を排出するカリウムなどが含まれています。特にビタミンの一種である葉酸は緑黄色野菜の中でも含有量が多く、妊婦さんや授乳中の女性は積極的に摂りたいですね。

ちなみに、アスパラガスは学名では『Asparagus officinalis(アスパラグス・オッフィキナリ)』と言い、officinalisには薬用という意味があります。多種の栄養素が含まれていることからつまりは薬のような存在の野菜。

海外では体の不調を感じたらアスパラガスを薬代わりに食べて回復していたなんて話もあるんです。おいしく健康になれる野菜こそがアスパラガスなのですね。

おいしく食べるコツ

アスパラガスをおいしく食べるには新鮮さと加熱時間がポイント。元々新鮮ならば生でも食べられる野菜なのでサッと火を通すだけでOK。

長時間火を通すと栄養素が損なわれるだけでなく、加熱によってシャキシャキした歯ごたえも楽しめなくなりますから加熱時間には注意が必要ですね。

また加熱前には、一手間ピーラーで皮を剥くとしなやかな歯ごたえを楽しめます。そして加熱後にアスパラガスの周りについている三角形の葉のような『はかま』も一つ一つていねいに引いて取り除くともっとおいしくなります。

サラダに使うなど彩りを重視するならアスパラガスを冷水で冷やして色止めをしましょう。これだけでキレイな緑色になります。鮮やかな緑はサラダや副菜の付け合わせにピッタリ。アスパラガスはクセの少ない野菜でもあるので揚げ物にしてもおいしく頂けますよ。

保存する場合は?

アスパラガスは空気に触れると酸化して傷んでくるので、一度に食べきれない場合には密封ができるチャック付きのビニール袋に入れて保存しましょう。このとき空気を抜くことを忘れずに。

冷蔵庫で保存するならぬらした新聞紙でアスパラガスを包み、湿らせたキッチンペーパーを入れた牛乳パックなどを受け皿にして立てるだけでもOK。こうすると切り口などの乾燥を防ぐことができます。

ちなみに、横に寝かせたままにすると穂先が曲がりながら伸び続けます。一度収穫されているとはいえ、成長を続けているので鮮度がある間は成長してしまうのです。

また冷凍保存にするなら、ビニール袋に入れる前にあらかじめ食べやすいサイズにカットしておくと使う時に便利です。わざわざカットのために解凍する必要もなく、そのまま調理に使うことができます。

おいしいアスパラガスの選び方

おいしいアスパラガスは、硬さ・色・穂先に注目しましょう。アスパラガスを触ってみて柔らかいものは、鮮度が落ちているのでNG。逆に硬すぎても食べ頃を過ぎているサインになります。程よい硬さと太さのものを選びましょう。

次に色。緑色が濃いものを選びましょう。緑色が薄いものや緑色にムラがあるものは生育不全の場合があります。また切り口を見ることもお忘れなく。収穫から時間が経過すると、どんどん切り口が変色します。

最後に先端の穂先にも注目。ぱっくり穂先が開いているものは鮮度が落ちている証拠。ですからぴっちり閉じたものを選びましょう。

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